研究紹介

最近実施した実験を紹介します。こちらに示す実験は、東工大建築学系の坂田研究室と共同で実施しました。

大型振動台を用いた実大木質架構の実験とシミュレーション

2018年に防災科学技術研究所の大型振動台を用いて実施しました。木造耐力壁をもつ試験体に対し、大地震を多数回入力することで、倒壊に至るまでの挙動を調べました。
詳細はこちら
2019.11構造系論文集(https://doi.org/10.3130/aijs.84.1443
2021.3構造系論文集(https://doi.org/10.3130/aijs.86.425

大型振動台を用いた実大木質架構の実験とシミュレーション

軸力と曲げを受ける集成材柱脚接合部の実験

2023~2024年に建築研究所にて実施しました。軸力と曲げモーメントを作用させる試験機を用いて、複合応力下での柱脚部の挙動を調べました。

軸力と曲げを受ける集成材柱脚接合部の実験

伝統的工法による小屋ばり組の実大水平加力実験

2018年に建築研究所にて実施しました。火打梁をもたない伝統的工法による小屋ばり組の水平耐力を調べました。本実験は国交省基準整備促進事業の一環として行い、その成果は令和5年に平成28年国土交通省告示第691号の改正に活かされました。
詳細はこちら
2019.11構造系論文集(https://doi.org/10.3130/aijs.84.1453

伝統的工法による小屋ばり組の実大水平加力実験

CLTパネル工法による耐力壁の実大水平加力実験

2020~2022年に建築研究所にて実施しました。垂れ壁や直交壁が付帯することによる耐力壁の性能向上を調べました。
詳細はこちら
2022.4構造工学論文集(https://doi.org/10.3130/aijjse.68B.0_9

令和5年度建築研究所講演会

CLTパネル工法による耐力壁の実大水平加力実験